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Sage Francis

最高峰のリリシストの1人として知られるセイジ・フランシスは、アンダーグラウンド・ヒップホップの草分けとして、シーンを長年牽引してきた。キャリアの初期は、フリースタイル巧者として、名立たるMCバトルを制し、完全自主制作でリリースされたミックステープ・シリーズや、アンチコンから発表されたファースト・アルバムは、ジャンルや国境を越えて、世界中の好事家たちを虜にした。2005年、バッド・レリジョン主宰「エピタフ・レコード」と契約し、同レーベル初のヒップホップ・アーティストとして3枚のアルバムをリリース、いずれも高セールスを記録した。ロック・ザ・ベルズ、コーチェラ、ペイド・デューズなどの大型フェスティバルに出演し、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、パブリック・エネミー、ナズ、ザ・ルーツ、デ・ラ・ソウル、ウータン・クラン、ブラック・スターらと共にヘッドライナーに名を連ねた。エピタフとの契約満了後、ツアー活動から一旦身を引き、地元ロード・アイランドの郊外にて自身のレーベルである「ストレインジ・フェイマス・レコード」の運営に力を注ぐ。2014年、原点回帰ともいえる最新作「コッパー・ゴーン」をリリースし、4年振りに華々しいカムバックを果たした。

 

Shing02

環太平洋を拠点に活動するMC / プロデューサー。これまでに「絵夢詩ノススメ」「緑黄色人種」「400」「歪曲」を発表し、発案したfaderboardを取り入れたKosmic Renaissanceなど、国内外のコラボレーションをこなす。世界中のプロデューサーやミュージシャンとの競演を重ねながら、現代音楽としてのヒップ ホップを体現する。最近はミックスCD「FTTB」「LIVE FROM ANNEN ANNEX」シリーズを発表、DJ $HINとアルバム「1200 Ways」をリリースし、日本語盤の「有事通信」も控えている。2014年には短編三作目となる「Bustin’」を監督、公開した。